
キーケット2026に参加しました
2026/03/28(土)に開催されたキーボードマーケット トーキョー(キーケット)2026に参加し、自作キーボード くっつきー2 を頒布しました。
前回の参加記はこちらに残しています。本記事は、こちらを踏まえて前回参加との差分を主に記載します。
総じて昨年同様、とても楽しいイベントでした!
出展者としては諸々がスムーズで、前回よりさらにイベントとしての練度が上がっている感じがします。
自身の準備としても昨年の経験を活かして変更した点があり、それが功を奏してかワタワタせず、全体的に落ち着いて頒布ができました。
無事に今年も多くの方に見て触っていただけ、大きなトラブルもなく一安心でした。
準備で変えたこと
宅配搬入
様々な理由で昨年と頒布数はあまり変わっていないのですが、今回は宅配搬入を使ってみました。
昨年は肩がもげながら大量の箱を運んでいましたが、今回はプロの猫さんに運んでもらい、とても楽ちん。都内同士なら値段も安いです。
運営さんからリマインドがあったのも助かりました。宅配搬入をするぞということが頭にあっても、なぜか数日前に送らなきゃいけないということは頭から抜けてるんですね。これが修羅場。
配置と設営の事前計画
前回は設営にすごく時間がかかっていたのですが、今回は事前に置く物と場所をほぼ確定させていました。前回あった階段状の棚も作らなかったので、よりサクサク進みました。
前回は全然設営が間に合わず、写真を撮る暇がなかったのですが、今年は無事設営完了の投稿ができました。昨年の反省が活かされています。
なお、今回は試打エリアとレジエリアを明確に分けていたので、より配置が明確になりました。レジエリアは何も置かず、空きスペースとして確保していましたが、なにかと便利でした。
販売方式の変更
販売物も変わっており、前回と比べると種類を減らしました。具体的には、セット商品を核にして個別の販売をなくした形です。ラーメン屋で言えば、特製がメインで、さらに少しトッピングができるスタイルです。
本来は組み合わせを考えて買っていただきたいのですが、品出し・お会計にすごく時間がかかることと、在庫に偏りが出て購入しにくくなることが課題でした。
そのため、そちらはオンライン販売に移行して、イベントではセットを基本としました。
また、今回は「忘れずSquareを使う」ことを徹底しました。
実はSquareでは現金決済も入力できます。言われてみれば当たり前ですが、気付いていませんでした。事前に在庫数を入力できるので、在庫管理もできます。
前回はバタバタしていてまともに入力できず、さらに在庫管理機能も使っていなかったので、状況把握ができていませんでした。それに比べると今回は格段にスムーズでした。
なお、紙の在庫表も用意していたんですが、こちらはやっぱり更新が滞りました。少しでも流れから外れる処理になると、本番では忘れてしまいますね。
配布物の準備
昨年はパンフレットを配っていましたが、今年は少し省力化をして急遽こしらえたビラを配りました。
2時間ぐらいでポスターとビラのデザインをして印刷に出したので、印刷データのミスが2カ所あります。気が向いた人は探してみてください。
印刷物は今年も定番のグラフィックさんに頼みました。
完全にたまたまですが、7日後納期で発注したらなぜか2日後に届くという、驚異の巻き具合を発揮してもらいました。しかも印刷都合か予備がかなり付いていたのでとてもお得でした。さすがグラフィックさん。
ビラは250枚用意していましたが、後半は無くなっていました。参加者数がだいたい2,000名なので、10分の1くらいでいいかという感じで用意していましたが、もうちょっとだけ多くてもいいかもしれません。
配布を検討している方は参考にしてください。
また、今回はお土産としてキーモジュールのケースも用意しました。
製品を見ていないと何やこれという感じですが、キースイッチがしっかりはまり、アルチザンキーキャップも飾れるのでちょっと便利です。
紆余曲折を経た上で生まれた形で、内部に謎の凸凹があったりしますが、これのお陰でうまく動くようになっています。持っている人は、ぜひ眺めて苦労を偲んでいただけますと幸いです。
イベント当日
会場の雰囲気
今年は超先行入場があり、本当に限られた人数が入場していました。この会場に50名だと通路にほぼ人がおらず、なかなかのプレミアチケットになっていそうでした。
その後は昨年同様、先行入場から徐々に人が増えていきました。
違いとしては、今年は一般入場が始まっても会場内の密度がうまく平滑化されており、極端なピークが無かったように見えました。
昨年の混雑具合を体感しているのでそれに慣れてしまっただけかもしれませんが、全体としてほどほどの人の多さになっていた気がします。
とは言っても、ブースによって全然体感は違いそうですが……。人気のブースでは全然体感が違いそうです。
通路は昨年と変わらず広く取られていて、参加者の方としては比較的移動がしやすかったかなと思いました。体感ですが昨年より広いような気もしました。
販売結果と来場者の反応
完売タイミングは早すぎず遅すぎず(閉場16時に対して15時少し前)で、最後まで落ち着いて対応できました。
初代から使っていただいていて、2も買っていただけるお客さんも多く、大変嬉しかったです。
こんな風に使ってるんですよと写真を見せていただける方もいらっしゃり、とても励みになります。対面イベントの良いところですね。
もちろん初めての方も多かったです。他に魅力的なキーボードが山ほどある中で、発展途上の製品でも手に取っていただけるのは、作り手として何よりの手応えです。
皆様のおかげで今日も製作を続けられています。
試打は多くの方に触っていただき、色々な感想をいただけて嬉しかったです。
ただ前回同様、説明をしないと機能が分からないという点が課題でした。次があれば、何とか対策をしたいところです。
告知とSNS
今回は忘れずSNSに投稿することができました。前回は全くできなかったので、こちらも反省が活かされています。
ただ、基本的にブース対応をしているので、なかなか細かい状況をつぶやくのは難しかったです。多分どこのブースも同じかと思いますが、当日に何かするのは難しいなと思いました。
来場者さんからしても当日見るのは難しいと思うので、いかに早く準備をするかが大事ですね。直前まで製造をしてはいけない。
閉場後
閉場後には出展者同士の交流時間が用意されています。前回から少し変わった点として、明確に交流時間と撤収時間が分けられていて、30分ほどたっぷりありました。自分も歩いて回って、いくつかのブースでお話できました[1]。
撤収は昨年もギリギリだったんですが、なぜか今年もギリギリでした。
かなり早い段階で片付いていたんですが、持ち帰り用の入れ物をほとんど用意してなかったので、搬入したものが搬出できないような状況になっていました。なんとか色々と解体してギリギリ持ち帰れましたが、次回は帰りのこともちゃんと考えないといけないと思いました。
エコバッグ的な大きい布袋を用意しておくか、帰りも宅配搬出すると最初から決めておくと良さそうです。
今後の展望
オンライン販売、記事公開など
製造数は特に調整したわけでなく、当初の予定通りに限界まで作ったので、在庫も空になっている状況です。
ただ、今作は1セット作成するのにすごく時間がかかってしまうので、予約(受注)販売の形を試しています。オンラインショップは引き続きBOOTHで運営しています。
Webサイトのアップデートやドキュメントの追記、製品自体の設計詳細や開発の歴史などの作成記録の作成も進めていく予定です。
次回作の構想
来年のことを話すと鬼が笑うと言いますが、今隣で大笑いしてます。
というのも、次回作はかなり前から構想はあれど取り組めていないためです。
詳細は省きますが、3は決定版になる気がしています。作っていく中で思い描いていた構想が、当初の完成像にかなり近い形で実現できそうです。
お知らせは比較的早く出せる気がしますが、完成するのはまた来年になるんじゃないかと思います。
また、今作で取り組めなかった製造以外の部分にも手を伸ばしたいところです。
本来今作では、実際買う前にどのようなものか分かった方が良いということで、PVや使ってみた動画を作る予定でした。
が、全く手が回らず。そもそも動画作成のノウハウが無いので、作るにしてもすごく時間がかかります。
次回作はおそらく早い段階で形が決まると思うので、こういった部分にも挑戦してみたいですね。
というのが実際に作り出すと絵に描いた餅になるのですが、なるべく頑張りたいと思います。
まとめ
前回参加時は初回の不安がありましたが、今回は大変さが見えている分、長く不安な時期が続いていました。
設計と製造で半年ほど試行錯誤し、直近では締め切りに追われる日々。なんとか一段落したなという安心の方が強いです。
ただ、前回の反省をひとつひとつ潰していった結果、当日の面は色々な改善ができ、落ち着いてイベントに臨めました。経験を積み重ねることの大切さを実感しています。
直前まで疲れの方が強かったですが、実際にキーケットに参加してみると、やっぱり楽しい!
トラブルもなくスムーズに終えることができ、昨年同様運営の皆様には感謝しかありません。また、たくさんの魅力的なブースがある中、気になって寄っていただいた参加者の方に改めて感謝。そして毎度すごいものを作っている出展者の方々にも感謝です。大変刺激になります。
次回も可能なら出展側として参加したい気持ちはありますが、抽選ですし毎回のことながら製品がどうなるかわからないのが悩みです。
今作のアップデートも進めつつ、楽しんでやってゆきたいと思います。
基本ワンオペなので、全員が自身のブースを離れると交流ができない問題は依然ありますが、いい方法は無いので致し方なし。 ↩︎
